こんにちは、崖っぷち男です。
今日はWi-Fi対応の体重計、いわゆるスマート体重計を買うならどれが一番いいのか?を調べてみました。
結論から言うとフランスのwithings社から発売しているSmart Body Analyzer WS-50というスマート体重計が一番オススメでした。


「なぜWi-Fi体重計が必要なの?」「普通の体重計じゃダメなの?」っていうところから、スマート体重計の選び方まで、詳しく紹介していきます。
目次
スマート体組成計って何?
スマート体組成計とかWi-Fi体重計とか、色々呼び方は有るんですが、わかりやすく言うと、「インターネットに繋がった体重計」の事です。
毎日の体重チェックを自動的にスマートフォンやパソコンに転送してくれて、アプリ内で履歴を見たり、グラフにしたり、万歩計のデータと連携して健康管理が簡単に出来るようになった次世代型の体重計の事をスマート体組成計(Wi-Fi体重計)と呼びます。

でも、それって何が便利なの?
一般的な体重計って、基本的には上に乗って体重や体脂肪率を計るだけ何ですよね。
でも、レコーディングダイエット等でも有るように、体重を計るだけでは意味がなくて、「増減はどうだったのか」をきちんと記録することが重要。
でも、今までの体重計や体組成計だと、増減の記録は自分でやるしか無かったんですよね。

そうそう、昔はこういうのってアナログに管理するしか無かったんですよね
毎日ノートに付けたり、エクセルで履歴を管理したりグラフを作ってみたり…


こんな感じで、体重とか体脂肪を入力できるアプリとかを使ってる人も多いと思うんですけど、体重を測るのを忘れちゃったり、せっかく測ったのに入力するのを忘れちゃったり…

だから、「体重を測ったら、自動的にアプリにデータが届いて更新されちゃえば手間が無いし便利じゃない?」ってのがスマート体組成計の一番の便利なところなんです。

スマート体組成計の選び方ポイント
ポイント1 iPhoneの純正アプリ「ヘルスケア」対応製品を選ぶべし
Androidしか使ってない人は関係ないので飛ばして欲しいんですが、iPhoneを使ってる人は、iOS純正アプリ「ヘルスケア」に対応しているWi-Fi体重計を選んだほうが便利です。




ヘルスケアアプリはiOS8以降に標準搭載になった健康管理アプリです。
毎日の歩いた歩数を万歩計みたいに記録したりしてくれる機能が標準で備わってるんです。
このヘルスケアとデータを相互に連携出来るスマート体組成計だと、体重計で図った体重や体脂肪率のデータと歩数や登った階段の数等の運動データをまとめてみることが出来ます。

ヘルスケアアプリにwithings WS-50の体重と体脂肪率のデータを取り込んで見たら、こんな風に歩数のデータと一覧で見れます。
逆に、ヘルスケアのデータをWithings のアプリに取り込むことも出来ます。
こんな風に、体重や体脂肪以外の運動量のデータなどとも連携ができるようになるから、より細かくダイエットの記録をつけておくことが出来ます。そういうわけで、iPhoneのヘルスケア対応のスマート体組成計を使っておくと、今は使わなかったとしても後々便利ですね。
ポイント2 月額料金の要らない製品を選ぶべし
スマート体組成計をえらぶポイントでもう一つ重要なのが、「月額費用」です。
体重計本体価格ももちろん重要なのですが、ランニングコストは地味に馬鹿になりません。
これから長い人生を生きていくうえで「健康に気を使わなくても良くなる」ことは無いと思いますので、壊れるか別のものに買い換えるまでずっと使い続けることになると思います。
そう考えると、スマート体組成計を使い続けるのに毎月費用がかかってしまうと、大きな負担になりかねません。

↑ソフトバンクから発売しているスマート体組成計 301SIは初期費用は0円ですが毎月590円の月額料金が必要です。
さらに、2年単位の契約更新が必要になり、契約途中に解約すると9500円の契約解除料がかかります。
また、オムロンのWi-FI体組成計はウェルネスリンクというウェブサービスを利用して体重や体脂肪などのデータをスマートフォンと動機しています。
このウェルネスリンクは、月会費が無料なのは半年分だけ。半年以上のデータを保存しようとすると、月額315円が必要となります。
短期間のダイエットに使用するだけなら半年でイイかもしれませんが、継続的にダイエットに取り組もうとすると、あまりうれしいものでは無いですよね。
いろんなスマート体組成計を比較してみたら、withingsが一番良かった
ということで、ソフトバンクもダメ、オムロンもダメ、って比較していくと、あとは残るのは2社。
フランスのwithings社とタニタ食堂で話題のタニタの2社だけ。一応、オムロンも含めて、三社で比較してみました。
Withings WS-50の残念ポイント

WithingsのSmart Body Analyzer WS-50のビミョウなポイントは、「測定できる項目が少ない」事です。
タニタやオムロンと比べると、「BMI」「内臓脂肪レベル」や「体内年齢」等が測定できません。
BMIは自分で計算すればいいし、他の項目もあまり僕は見ないかな、と思ったのでそんなに重視はしませんでしたが、気になる人にはマイナスポイントになるかも?
※追記:コメント欄で指摘があり確認した所、Withings WS-50でもスマホアプリでBMIが見られました。訂正いたします。
また、もう一つのマイナスポイントは「フランスのメーカーなため、英語のままの表示のところがあったり、翻訳が少しおかしいところがある」ことです。これはもう慣れの問題だとは思いますが、ご年配の方だとすこし心配かもしれません。
Withings WS-50のココがオススメ
一方、WS-50のオススメポイントはこんなに沢山あります!
- iPhone標準の「ヘルスケア」と相互に連携できる
- Wi-FiとBluetooth対応
- 最大8人までユーザーを登録できる(タニタやオムロンは4人まで)
- 乗っただけで登録ユーザーの誰なのかを自動判別
- スマホでデータが見れるのはもちろん、WEB上でもデータを見れる。
- WEB上から測定データをCSVでダウンロード出来る
個人的に、体重計としての正確さや機能よりも、WEBやスマホとの連携を重視したいと考えている僕にとっては、一番ベストな選択肢だな、と思いました。
タニタのスマート体組成計はどう?

タニタは昔から業務用も家庭用も体重計をたくさん作ってきたメーカーだけあって、やはり体重計としての機能はすごく優秀です。

複数の周波数を組み合わせて使うことで、より正確に・高精度に測定できます。

筋肉の状態「筋質」を図れる機能があって、筋質点数を図れる機能があったり。
ただ、スマート体組成計として考えるとイマイチなポイントがいくつかあります。
- スマホとの接続はブルートゥースのみ
- データを直接スマホに取り込むしかなく、パソコンやWEBで確認できない
- ユーザーが4人までしか登録できない(withingsは8人まで)
「どうしても日本のメーカーがいい」とか「正しい測定結果を知りたい」っていう人以外にはイイかもしれませんが、そうじゃない場合はwithingsの方が機能的には優れています。
RD-902と903の違いは測定項目の差
タニタのスマート体組成計はRD-902とRD-903の2種類あります。
この2つは、機能としてはほとんど同じですが、違うのは「基礎代謝量」「体内年齢」「体水分率」「推定骨量 」の4つがはかれるのが903、その機能が省略されているのがRD-902のようです。
実売価格で2500円位違うので、この4つの項目を測定するかどうかで選ぶことになると思います。
RD-905はRD-903の店頭販売モデル
ネットで調べると、RD-905っていう型番をちらほら見かけます。数字が大きいので「新型かな?」って思ってたんですけど、どうやらそうじゃないみたい。
ヤマダ電機やジョーシンなどの家電量販店で販売しているのがRD-903をベースにした905だそうです。
よく量販店とネット通販で価格の競合がおこらないために「〇〇電機専用モデル」があったりします。
そんな感じで型番を変えることで、「ネットではもっと安かったんだけど〜」って言われないようにするために、作られたモデルみたいです。
オムロンはどう?

オムロンも体重計としてはそれなりに歴史がある日本のメーカーですので、基本性能としては悪く無いと思います。
ただ、個人的には6ヶ月以上のデータを保存するには月額費用が必要、っていう点でどうしても引っかかってしまったので、検討候補からは外しました。
というわけで、スマート体組成計を買うならwithingsのWS-50一択!
WS-50は白と黒の二色有るのですが、アマゾンで見ると色で値段が違うみたいです。
白のほうが安かったので、僕も白を買いました。
というわけで、スマート体組成計をいろいろ比較してみた結果、WithingsのWS-50が一番いい、という結論になりました。
僕自身もWS-50を購入して一週間くらい使っているので、次回はWS-50をもう少し詳しくレビューしてみようと思います。
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糖質制限ランキング
興味深く拝見致しました。
WithingsのWS-50はアプリ内でBMIを見ることが可能です。
参考までに。
yusuke3167さん
コメントありがとうございます。
たしかに、アプリでBMIが見れました!
記事内も訂正させていただきました。
ご指摘ありがとうございます!
タニタには販売ルートが限られますが、Wi-Fi対応の体組成計 BC-508 という製品があります。
https://www.karadakarute.jp/ec/cp/networkProducts/index.php?init=1&ids=
なお、体組成計の精度についてタニタの旧製品(InnerScan 50)と Withings の新製品(Body Cardio)比較した感想を言えば、Withings の方が信頼性が高いと感じます。タニタの数字は全般的に甘めです。アンチエイジングを考えている方にはオススメできません。特に体内年齢は余計な測定項目です。
● タニタでは体脂肪率5.0%、Withings では9.4%
● タニタでは筋肉量47.10kgつまり90.1%、Withings では86.0%
● タニタでは骨量2.6kgつまり5.0%、Withings では4.6%
■ タニタの体内年齢は34才、実年齢59才(医療機関で骨年齢と血管年齢を測定したところ65才という判定が出た)
WithingsのWS-50は、ノキアになったら、webで見られる表が完全に変わってしまいましたよ。種類も減り、とても見にくく、不便になりました。
以前のようなカラフルさも無くなりましたし、楽しみも消えました。
無料というのは良し悪しなのだと今回思いました。
コメントありがとうございます。
たしかに、アプリもウェブもだいぶ変わってしまいましたね…
カラフルさがなくなったのはすぐ慣れるかな、とはおもうのですが
デザイン的にシンプル過ぎて少し見づらくなったなぁという印象ですね
Withings WS-50を使っていますが、ダッシュボードのデザインがリニューアルしてから測定データのエクスポートができなくなってしまったみたいです。5年ほど使い倒したのでオムロンに移行しようかと思っています。
WS-50を私も最近購入しました。
ですがウェブで「できること」と公開されている骨組織や筋肉量が計測できないようになってないですか?
私が説明を読みきれてないのかもですが、説明書でもBody+の説明のはずなのに途中で上位機種のCardioを指定しろとかって書いてあって訳わかりません。説明書の通り画面のカスタマイズを開いても上記の体組織は選択肢に出てきません。
電話窓口もなくメールの窓口もソフトバンクになっているのでまともな回答が期待できないのではと心配しています。
結果として私の説明書の読み落としであることを期待しています。